VWが9月のフランクフルトモーターショーでEV版「e-up!」を公開&市販開始 !

VWが3月14日、今年の9月12日~22日の間で開催されるフランクフルト モーターショー2013で同社初となるEV、「e-up!」の市販モデルを公開すると発表しました。 

VW e-up!
VW e-up!

 「e-up!」は、4人乗りのEVで、都市内での日常用途や通勤用のセカンドカーとして求められる航続距離を実現、30分間でバッテリー容量の最大80%を急速充電可能と言います。 

最大出力60kW/82psのモーターを搭載しており、定常では40KW/55ps/21.4kgmを発生。0-100km/h 加速は14秒、車両重量1,185kgで最高速は135km/h。フロアに搭載する18.7kWh のリチウムイオンバッテリーにより、航続距離は150km。

給電端子は給油口の蓋の中に隠されており、オプションとして欧米車メーカーが推進するコンバインド チャージング システム(CCS)規格の急速充電端子も用意。充電ステーションから提供される多様な DC、AC充電方式に対応している模様。

VW e-up!
VW e-up!

外観ではフロントバンパーにLED式のDRLを装備。サイドシルやアンダーボディは空力的に最適化され、マシンポリッシュされた15インチのアルミホイールや青ベースのVW エンブレム、リヤの「e-up!」ロゴにより判別が可能。

新型EV「e-up!」はフランクフルト モーターショー2013でプレミアされた後、欧州で発売が開始されるようです。

■フランクフルトモーターショー2013 Webサイト
  http://www.iaa.de/

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 https://clicccar.com/2013/02/28/214022/

 (Avanti Yasunori) 

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この記事の著者

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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