ホンダ「インターナビ・リンク」が津波警報など防災・震災に役立つ機能を強化

パソコンやスマホなどを使って交通情報やメンテナンス時期、燃費履歴などの情報サービスを無料で受けることができる「インターナビ・リンク」がアップデートされました。

「インターナビ」により蓄積されたプローブ情報を、震災翌日には通行可能な道である「通行実績情報マップ」として一般公開したホンダですが、今回は「Honda Moto LINC(ホンダ・モト・リンク)」とともに、津波警報などの機能を進化させ、避難地点までの距離や徒歩での所要時間、経路がひと目で分かる「逃げ地図」が表示されるようになります。

同地図は、日建建設のボランティア部制作によるもので、3月末に同機能を追加し、防災や減災に役立つ情報として提供されます。宮城県・岩手県・神奈川県内の合計7地域の「逃げ地図」が上記のインターナビ関連アプリに追加され、津波警報・注意報対象地域にユーザーがいる場合、事前に登録しておいた家族などに自動で位置情報を送信し、受信者はパソコンや携帯電話用サイトの地図上で位置を確認することができます。対象地域に住む方々にとっては万一の際に頼りになるアプリのひとつといえそうです。

(塚田勝弘)

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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