2013年3月7日より一般公開のジュネーブモーターショーにおいて、ホンダはシビックに関するふたつの動きをアナウンスしています。
ひとつは、 2014年初頭に発売予定という欧州専用「シビック」をベースとしたワゴンモデルのイメージを提示するコンセプトカー「Civic Tourer Concept(シビック ツアラー コンセプト)」の初公開です。
通称、欧州シビックと呼ばれるイギリス生産の5ドアハッチモデルをベースに、より空力性能を高め、スポーティなスタイリングに進化させているということです。もちろんワゴンとしての実用性も併せ持っているそう。市販バージョンでの名前は「シビック ツアラー」となることもアナウンスされました。
もうひとつは、欧州シビックをベースとした「タイプR」についてのインフォメーションです。すでにWTCC(世界ツーリングカー選手権)マシンの技術をフィードバックしながら開発が進んでいること。また2013年中にニュルブルクリンクでのテストを開始すること、そして市販目標が2015年であることが発表されています。
(山本晋也)