BMWと大手サプライヤーのコンチネンタルが共同で、高速道路の自動運転について、一歩先を目指したプロジェクトを2013~2014年の2年間にわたってすすめることを発表しました。
具体的な内容については発表されていませんが、すでに全速度域追従クルーズコントロールを実現しているBMWが目指す次のステップは、より高度化された自動運転にあるということです。
その一例として、イメージ画像として公表されているのは追い越しのシーン。前方の車両についていくだけでなく、周囲の状況を認識して、ハンドル操作も行なう自動運転を目指しているそうです。
また、ドライバーが心臓発作を起こした場合に、自動運転モードに切り替えて、安全に停止することも可能にしたいとアナウンスしています。
自動運転というと、運転の楽しみを奪うものという見方もありますが、パーソナリティモビリティの未来を守るために、安全性を高めることは重要であるというスタンスであることも、この発表ではアピールされています。
(山本晋也)