日本ではコンパクトモデルV40のデビューで注目を集めているボルボ。本国ではセダンの「S60」、ステーションワゴンの「V60」、クロスオーバーの「XC60」を擁する中心モデルのひとつ「60」クラスをビッグマイナーチェンジしています。
そのテーマは「よりダイナミックに、よりエレガントに」。
新しいフロントマスクは、北欧の自然にインスパイアされたというマイルドなもの。これまでグリル内で存在感を主張していたレーダーセンサーも独立したカバーではなく、さり気ない雰囲気に変えられています。
走りのステーションワゴンというV70のイメージを強めるためにクーペ的なテイストを イメージした変更が施されたといいます。またリヤシートの使い勝手を向上させ、ワゴンとしての基本的なキャビン性能も向上させています。
威風堂々とした佇まいへと変身したXC60は、またコーナートラクションコントロールを標準装備することで、スリッピーな路面からハイウェイまでを安全・安心に走り抜けることができるそうです。
そのほか、AT車にパドルシフトを与えたり、安全装備としてハイビーム自動制御を加えたりと、全面的に進化したボルボ60クラスタ。デザインとクオリティのレベルを大幅に向上させるビッグチェンジということです。
(山本晋也)