アルファロメオ グロリアは学生が考えたコンセプトカー【ジュネーブモーターショー】

2013年3月5日に開幕するジュネーブモーターショーにて、アルファロメオとトリオのデザインスクールIED(Istituto Europeo di Design)のコラボレーションによるコンセプトカーがワールドプレミアを飾ります。

「グロリア」と名付けられたコンセプトカーは、アルファロメオの伝統を解釈して生まれたスポーツサルーン。全長4700mm、全幅1920mm、全高1320mm、ホイールベース2900mmというプロポーション。パワーソースは、最新のV6もしくはV8ツインターボと想定されています。

グロリアといえば、かつて日産(プリンス)のフラッグシップ的存在のスポーティなイメージが強いセダンに使われていた名前として記憶にあるオールドファンも少なくないでしょう。遠く離れたイタリア・トリノで、学生たちの手によって、その名前が同じくスポーツサルーンとして蘇るというのは、不思議な縁を感じませんか。 

■IED公式サイト
http://www.ied.edu/

(山本晋也)

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
続きを見る
閉じる