2013年型トヨタTS030ハイブリッドがポールリカールでお披露目

2013年のFIA世界耐久選手権(WEC)に2台体制での参戦を発表しているトヨタレーシングが、今年のマシン「TS030 ハイブリッド」のお披露目をフランス・ポールリカール サーキットにて行ないました。

今シーズンのレギュラードライバーは、7号車がアレックス·ブルツ、ニコラス·ラピエール、中嶋一貴。8号車がアンソニー·デビッドソン、ステファン·サラザン、セバスチャン·ブエミ (敬称略)と発表されています。

昨シーズンは、ル・マン24時間耐久にスポット参戦した、元F1パイロットのセバスチャン・ブエミは『ハイブリッドシステムが動作して、300馬力をプラスするのは本当にファンタスティックだ。昨年はル・マンでチェッカーを受けることができなかったが、強さは実感している』と語り、2013年に向けての手応えを感じているようです

基本的なカラーリングやスポンサーに大変更はありませんが、様々なポイントで進化しているという2013年型トヨタTS030ハイブリッド。4月14日にイギリス・シルバーストーンでの開幕戦6時間耐久での、パフォーマンスに期待が膨らみます。

(山本晋也) 

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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