アウディの子会社quattro社が手がけた、アウディTT RSクーペはアウディTTのトップモデルです。今回、最高出力を20psアップして360ps、最大トルクを15Nm引き上げて465Nmと、大幅にアウトプットを向上しただけでなく、燃費も従来同様のJC08モード10.0km/Lを確保しています。
このマイナーチェンジを機に、車名に「プラス」を加えて「アウディTT RSプラス クーペ」に変更されたスペシャルなアウディTTは、0-100km/h加速もコンマ2秒短縮し、歴代TT最高となる4.1秒を達成。
トランスミッションは7速Sトロニックで、駆動方式はもちろんクワトロ(フルタイム4WD)になります。
エクステリアの見どころは、マットアルミニウムのフレームが存在を強く主張するシングルフレームグリルやカーボン製アウターを装着したドアミラーなどで、リヤディフューザーインサートとオーバル形状の大口径スポーツエグゾーストが醸し出す、後ろ姿も強烈な印象を残します。
ほかにもスポークがブラック、リムがレッドの鮮やかな19インチアルミホイールもオプションで用意し、足元からトップモデルにふさわしい華やかさを演出。ボディカラーは、アイビスホワイト、ミサノレッドパールエフェクトなどの7色に加えて、パンサーブラッククリスタルを追加しています。
インテリアではナビをBluetooth対応型のSDナビに一新し、ステアリングリモコンからのオーディオ操作が可能で、次世代ETCのDSRCも装備しています。
価格は「TT RSクーペ(7DCT)」から26万円アップとなる890万円です。
(塚田勝弘)