新登場の「シボレーSS」はレーシングDNAを持つV8・FRセダン

シボレー初のFRパフォーマンスセダンとして、2013年第4四半期の発売がアナウンスされている「シボレーSS」。そのオフィシャルフォトが公開されました。

シボレー・ブランドにふさわしい、快適性、利便性、広さ、V8パワー……、ブランニューモデルである「シボレーSS」は公道における圧倒的なトータルパフォーマンスパッケージを持っているといいます。

415馬力のV8エンジンとパドルシフトを備える6速ATの組み合わせにより、0-60マイル(96.5km/h)加速はわずか5秒。最速セダンの一員に位置づけられるパフォーマンスを有しています。

それだけではありません。前後重量配分50:50を実現したシャシーは、フロント・ストラット、リヤ・マルチリンクのサスペンション、ブレンボ製ブレーキキャリパー、355mm大径ブレーキディスク、ブリヂストン製スポーツタイヤ(フロント:245/40ZR19、リヤ:275/35ZR19)、鍛造アルミホイール(フロント:19×8.5、リヤ:19×9.0)などが組み込まれ、トータルに走りが楽しめるスポーツセダンに仕上がっているということです。

さらに、シボレーとして初めて自動パーキングアシストシステムを採用したことで、利便性の向上をアピールしています。

この「シボレーSS」、市販は2013年後半と先の話ですが、まずはレーシングバージョンが2月24日に登場します。晴れ舞台となるのはNASCARスプリントカップ、開幕戦のデイトナ500でトラックデビューを果たすそうです。

(山本晋也)

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
続きを見る
閉じる