ジュネーブショーに「VW クロス up !」の市販モデルが登場!

VWが3月5日に開幕するジュネーブ・モーターショー2013に「クロス up!」の市販バージョンを出展すると発表しました。本年夏後半に欧州で発売される模様。

同車は「クロスGolf」、「クロスPolo」、「クロス トゥーラン」、に続く一連のモデルで、最低地上高が高めに設定されたSUV仕立ての人気シリーズ。

外観ではライトシルバーメタリックに塗られたアンダーガード一体バンパーやサイドミラー、ルーフレール、ホイールアーチやロッカーパネル下部を縁取る黒のプロテクター、16インチのアロイホイールや185/50R16タイヤが「クロス up !」の精悍さを引き立てています。

インテリアではステアリングホイールやサイドブレーキレバーが皮巻きに。シート表皮は赤またはグレー、インパネは赤、黒、ダークシルバーの3色が用意されているようです。

発表では価格が「ハイ up!」よりも約3万円程度高めの約175万円からとなっており、同車の日本価格が183万円であることを考慮すると、200万円までに収まる可能性も。 

欧州では5速マニュアル・ミッションが標準のようで、日本導入時は現行の「ASG」仕様になると思われますが、「クロス up!」のキャラクターを考えると、両仕様の設定が望まれるところ。

もし今後「up !」の購入を考えているなら、年内導入が予想される「クロス up !」を候補に加えてみるのも一案かもしれません。

 (Avanti Yasunori) 

【写真ギャラリーをご覧になりたい方はこちら】https://clicccar.com/?p=213105

この記事の著者

Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
続きを見る
閉じる