VWビートルに黄色と黒のレーシーモデル「GSR」が復活【シカゴオートショー】

2013年2月7日に開幕したシカゴオートショーにおいて、フォルクスワーゲンが伝説的なビートルの限定モデルを復活させることを発表しています。

その名は『ビートルGSR』。

日本でGSRといえば、グッドスマイルレーシングやランサーGSRといったイメージが強いかもしれませんが、このビートルGSRはドイツ語で『Gelb Schwarzer Renner』に由来するもの。黄色と黒のレーサーという意味となります。

もともと1970年代にビートル1303Sをベースに、イエローボディにブラック・フロントフードを組み合わせたGSRはいまやコレクターズ・アイテムということですが、そのイメージを現代に蘇らせたのが、新しいビートルGSRです。

イエローボディにブラックがアクセントとなった新GSR。そのエンジンは210馬力にスープアップされた2.0リッターターボで、6速MTが標準。6速DSGも用意されるそうです。また、タイヤサイズは235/40R19となっています。

インテリアはレザートリムのGSR専用バージョンとなり、アルミペダルやストップウォッチ機能付きの時計、ブーストメーターなども装備されています。 

世界3500台限定とアナウンスされている、新しいビートルGSR。発売は2014年モデルのタイミングで、価格などの詳細も同時に発表されるということです。

(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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