ヨーロッパでもっともCO2排出量が少ない自動車メーカーはトヨタと欧州委員会・環境庁が発表

トヨタヨーロッパは、2013年2月4日に、欧州委員会・環境庁による2011年のメーカー別CO2(二酸化炭素)排出量リストにおいて、欧州のリーダーになったことを発表しています。

トヨタがトップとなったのは、「Average CO2(65%) corrected」という各メーカーごとにラインナップ中の省燃費モデル65%によるCO2排出量の平均値のランキング。トヨタの平均値は109.293 g/kmでした。

ちなみに、2011年に30万台以上を販売したメーカーによるトップ5は以下の通り。小型車の多いイタリア/フランス系メーカーが並んでいます。

トヨタ(109.293 g/km)
フィアット(109.885 g/km)
シトロエン(112.738 g/km)
ルノー(114.816 g/km)
プジョー(115.971 g/km)

じつはラインナップ全体でのCO2排出量になると、フィアットやシトロエンにつづく3番手となってしまうトヨタ。ハイブリッドカーや小排気量ディーゼルによるCO2排出量の少なさが、「Average CO2(65%) corrected」でのトップにつながったとアナウンスされています。 

(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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