スマホ連携は当たり前!今どきのカーオーディオ事情

カーナビがこれだけ普及していると「カーオーディオってどうなんだろう?」と思うのは私だけではないはず。

とはいえ、ナビの普及率は各種調査によるとまだ5割強程度の模様。最近急伸しているスマホ用ナビアプリも含めればこの数値は多少上がるはずですが、「ナビではなくカーオーディオで十分!」というニーズもあるのではないでしょうか。

一番上の「U585BT」は、USB/SDに加えてBluetoothに対応。タイムアライメント、クロスオーバーなどによる音質設定に対応したデジタル・シグナル・プロセッサを搭載しています。価格は2万5200円です

東京オートサロンのケンウッドでは、「彩速ナビ」に加えてオーディオとスピーカーの新製品もひっそり(?)ではありますが発表されました。説明員の方によるとやはりオーディオの需要は底堅いとのこと。

ケンウッドといえば、カーオーディオのフロントパネルにいち早くUSBポートを設けるなど、音質はもちろん、多彩なメディアへの対応も素早いブランドとして知られています。

今年1月の新モデルも例に漏れず、全モデルがiPhone/iPod、Android搭載スマートフォンに対応。1DINセンターユニットには、Bluetoothによるワイヤレス対応モデルなどを用意し、2DINセンターユニットは大型ディスプレイを採用した薄型フロントパネルを採用しています。

また、ケンウッド独自のPC・オーディオファイル編集アプリケーション「KENWOOD Music Editor Light」に対応しています。SDカードやUSBデバイスに収録したい楽曲にアルバム名やアーティスト名などを付加するなどの編集作業がPCで容易に行えます。

さらに、iPhone/iPod内にある音楽コンテンツから聴きたい曲を簡単に検索できる「Music Search機能」を搭載するなど、使い勝手を高めているのも特徴です。

 ■U585BT製品情報(ケンウッド)
http://www2.jvckenwood.com/products/car_audio/1din/series-u/u585bt/index.html 

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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