新しいコンテンツや機能を満載したケンウッドの最新ナビ【その2】

前回の記事でも報告したように、スマホ感覚の操作が可能になった新しい「彩速ナビ」が登場しました。その魅力はスマホ感覚の操作性だけでなく、まさに満載といった感じです。

「MDV-R700」は、プレミアム・ファインビュー・モニターの搭載に加えて、Android搭載スマートフォン、iPhoneなど多彩なメディアに対応するモデルです

まず注目は、新開発されたスマートフォン連携アプリケーション「KENWOOD Drive Info」で、スマホに同アプリをインストールすることで周辺地域のガソリンスタンドや価格情報、駐車場の使用状況、天気予報などの入手が可能になりました。

さらに、VICSやケンウッド製ナビの走行データに加えて、カロッツェリアの「スマートループ渋滞情報」にも対応することでリアルタイムの渋滞情報を容易に取得することができるようになりました。プローブ情報の取得が可能になったのは、大きな商品力アップといえるでしょう。

当然ながらスマホとの連携も強化。多くのAndroidスマートフォンに対応する「MHL端子」搭載がニュースで、「KENWOOD Drive Info」だけでなく、ドライブミュージックのコンシェルジュ的アプリである「music Chief」もナビ側から容易に操作できます。

また、地図のリモート操作や目的地設定などが可能な「NaviCon」にも対応。スマホの連絡先やブックマークから目的地を選ぶこともできます。

10万円プラスアルファの価格で、これだけのナビが手に入る時代になるとは、5年前には想像できませんでしたが、ユーザーとしては選択肢が増えてうれしく、悩ましい限りです。

 ■ケンウッドカーナビゲーション商品情報
http://www2.jvckenwood.com/products/carnavi/  

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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