前回の記事でも報告したように、スマホ感覚の操作が可能になった新しい「彩速ナビ」が登場しました。その魅力はスマホ感覚の操作性だけでなく、まさに満載といった感じです。
まず注目は、新開発されたスマートフォン連携アプリケーション「KENWOOD Drive Info」で、スマホに同アプリをインストールすることで周辺地域のガソリンスタンドや価格情報、駐車場の使用状況、天気予報などの入手が可能になりました。
さらに、VICSやケンウッド製ナビの走行データに加えて、カロッツェリアの「スマートループ渋滞情報」にも対応することでリアルタイムの渋滞情報を容易に取得することができるようになりました。プローブ情報の取得が可能になったのは、大きな商品力アップといえるでしょう。
当然ながらスマホとの連携も強化。多くのAndroidスマートフォンに対応する「MHL端子」搭載がニュースで、「KENWOOD Drive Info」だけでなく、ドライブミュージックのコンシェルジュ的アプリである「music Chief」もナビ側から容易に操作できます。
また、地図のリモート操作や目的地設定などが可能な「NaviCon」にも対応。スマホの連絡先やブックマークから目的地を選ぶこともできます。
10万円プラスアルファの価格で、これだけのナビが手に入る時代になるとは、5年前には想像できませんでしたが、ユーザーとしては選択肢が増えてうれしく、悩ましい限りです。
■ケンウッドカーナビゲーション商品情報
http://www2.jvckenwood.com/products/carnavi/
(塚田勝弘)