次期スカイラインはハイブリッドもある? 新型インフィニティQ50がデビュー【デトロイトショー】

新年恒例のデトロイトモーターショーにて、日産がインフィニティのブランニューモデル「Q50」を発表しました。

ダイナミックなダブルアーチグリルやキャラクターラインは、インフィニティのスポーティセダンらしさを目指したデザインということ。Cd値も0.26とかなり優秀なようですが、おそらくこれが日本における次期スカイラインという点でも注目の一台です。

 

現在、アナウンスされているパワートレインは3.7リッターV6(328馬力)と3.5リッターV6+モーターのハイブリッド(354馬力)の2種類。将来的にダイムラー製のV6エンジンを積むというインフィニティですが、まだまだ日産オリジナルのそれを搭載するよう。ミッションは7速AT、駆動方式は後輪駆動と四輪駆動がラインナップされるということです。

サスペンション形式は四輪ダブルウィッシュボーン、タイヤサイズは225/55R17が基本で、245/40R19も用意されるとのこと。ブレーキはフロント4ポット、リア2ポットのキャリパーが備わるとアナウンスされています。

 

 

開発にあたっては、パートナーシップを蜜にしているレッドブル·レーシングのセバスチャン・ベッテル選手やテスト&リザーブドライバーのセバスチャン·ブエミ選手も力を発揮しているといいます。ダイナミックでエキサイティングなスポーツセダンを目標に、ベッテル選手は日本の栃木工場でのQ50の性能とハンドリングを確認、またブエミ選手は、ニュルブルクリンクでテスト したということです。

 

なお、北米市場での発売時期は2013年夏。その後、順次世界展開していく予定と発表されています。

 

(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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