スバルBRZは昨年登場し、幅広い年齢層に支持されている人気のスポーツカーとして、クリッカーでも話題となっていました。今回の東京オートサロン2013スバルブースでは、BRZに大人の装いをプラスしたBRZ Premium Sport Package CONCEPTを出展。会場でも注目の的となっています。
高輝度メタリックカラーと呼ばれているオーシャンブルーグレーメタリックのボディカラーは、先に決定したタンレザーインテリアの内装色に合わせコーディネートされたスペシャルカラー。
上品で落ち着いた色合いのボディカラーは、BRZのコンセプトにマッチしています。
超低重心パッケージのBRZの運動性能をさらに高めるカーボンルーフは、軽量化に貢献しているだけでなく、プレミアムスポーツという名にふさわしい装備と言えます。
足もとを引き締めるブラックのホイールはBBS製の19インチ。タイヤサイズは225/35ZR19となっています。
そしてエクステリア以上に注目なのはインテリア。シートをはじめ、ステアリングやドアトリムにWRX STIプレミアムパッケージで好評のタンレザーを使用。独特の色合いのタンレザーは、プレミアム感の演出にはこの上ない装備といえます。
タンレザーインテリアに合わせ、ベースモデルではレッドステッチとなるシフトノブやパーキングブレーキレバーもステッチの色をシートに合わせ統一しています。
さらにインテリアではダッシュボードにアルカンターラ表皮を採用したほか、助手席側のオーナメントと呼ばれるパネル部分に本アルミを使用し、市販モデルに比べ質感が大幅に向上しています。
シフトレバー周りやエアコン吹き出し口周り、ステアリングのスポーク部分、エアコンダイアルに至るまで、市販モデルではメタル調となる樹脂パーツ部分にはアルミ蒸着塗装という高品位な塗装が使用され、細かな部分にも抜かりなく仕上げられています。
スバルではWRX STIに、大人のスポーツ4door、5doorとしてA-Lineが設定されていますが、今回出展されているBRZ Premium Sports Packageは、まさにBRZ版A-Lineと言えるのではないでしょうか?
(井元 貴幸)