セダンとワゴンのビッグマイナーチェンジが報じられたメルセデス・ベンツEクラス。次期Sクラスにも通じるという、そのニューマスクはクーペと4座オープンのカブリオレにも与えられることがアナウンスされました。
フルLEDのヘッドライトや開口部の大きなフロントバンパーといったニューマスクは、セダン/ワゴンと同テイストかつ、よりアグレッシブな仕上がりとなっています。
またステレオカメラなどを採用した最新の安全デバイス『インテリジェント・ドライブ』も幅広く搭載。レーダーを使った衝突警告システムは、クーペとカブリオレに標準装備されるということです。
ガソリン、ディーゼルと広いバリエーションで用意されるエンジンは、どれもアイドリングストップ機能付き。6気筒ガソリンエンジンの最高峰は408馬力を発生、ディーゼルは265馬力バージョンがもっともパワフルな仕様になるとのこと。
注目は、環境ユニットといえる4気筒『BlueDIRECTガソリンエンジン』。ピエゾインジェクターによる直噴ターボで2015年から実施されるEU6規制の排ガスレベルをクリアしているという、最新のダウンサイジングエンジンです。
ミッションは6速MT、7速ATが用意され、ATはパドルシフトも備えるとのこと。またカーナビはグーグルのサービスと連携したもので、それ自体もインターネットに接続するモデルを用意する予定ということで、そのグローバル展開が期待されるところといえそうです。
(山本晋也)