栗原 淳 
日本車で販売する、ディーゼルエンジンを搭載した日本車として、一躍注目を浴びたマツダ・アテンザ。ヨーロッパのクルマづくりを上手に日本流にアレンジしたマツダがこのクルマを世に出した道程を振り返ってましょう。
このアテンザの元となったのは2011年に開催された第42回東京モーターショーでワールドプレミアとなったコンセプトカー「TAKERI」。このクルマは同時に発表されたSUV「CX-5」と同様に新世代直列4気筒エンジン「SKYACTIV-D」が搭載されるだけではなく、エネルギー回生システム「i-ELOOP」を搭載していました。
その後、外観・メカニズムもほぼコンセプト通り開発が進められ、今年の8月末にロシア・モスクワで欧州名「Mazda6」としてワールドプレミア、日本でも9月にツーリングワゴンが初お披露目となりました。
その後、新たなアクティブセーフティシステム「i-ACTIVSENSE」搭載を発表、11月20日に発表・販売となりました。
日本でディーゼル乗用車は、近年で乗ったことある人がほとんど皆無であろうことからディーラーでガソリンモデルとの比較試乗できるショールームが設定されたとのことです。受注の4分の3がディーゼルモデルとなったのは。それも大きな原因でしょう。
ガソリンの価格が高騰する現在、走りも楽しめる1台としてこれからさらに注目を浴びるのではないかと感じます。
（栗原 淳）
■次期アテンザ!? マツダ・TAKERIはガソリン車の可能性を広げます！【2011東京モーターショー】
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■MAZDA 6(マツダ・アテンザ)インテリア＆メカニズムがスゴい！
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