スバルBRZとホンダアコードのエンジンがアメリカで2012年エンジンのベスト10に!

アメリカ、ワーズ社が主催する「ワーズ10ベストエンジン2013」が発表されました。

これはアメリカで、5万5000ドル以下で発売されている量産車の中から、パワーや燃費、振動などなど様々な指標から優れたエンジンを選ぶというものです。

ここに、日本メーカーとして選ばれたのはスバルとホンダ。

まずスバル。10ベストに選ばれたのはBRZに搭載されている2.0リッター水平対向4気筒エンジン。スバルがワーズ10ベストに選ばれたのはとしては、2003年、2009年に2.5リッター水平対向4気筒ターボエンジンが受賞して以来、3年ぶり3度目ということです。

 

ホンダからは2つのエンジンが選ばれています。 

いずれもアメリカ仕様のアコードに積まれているもので、ひとつは新作といえる189馬力を発生する2.4リッター直噴4気筒エンジン。もう、ひとつが気筒休止機構を持つ3.5リッターV6エンジンで、こちらは005年、2008年、2009年に続いて4度目の受賞ということです。

 

なお、そのほか選ばれたメーカーとエンジン(搭載車)は以下の通り。

アウディ:3.0リッターV6スーパーチャージャー(S5)
BMW:2.0リッター直列4気筒ターボ(328i)
BMW:3.0リッター直列6気筒(135is)
キャデラック:2.0リッター直列4気筒ターボ(ATS) 
フォード:2.0リッター直列4気筒エコブースト(フォーカスST/トーラス)
フォード:5.8リッターV8スーパーチャージャー(シェルビーGT500)
ラム:3.6リッターV6ペンタスター(1500)  

19回目を迎え、すっかりおなじみのイベントとなった「ワーズ10ベストエンジン」。日独で3エンジンずつ、アメリカのビッグ3から4機が選ばれるという結果になりました。少々マニアックな賞ですが、日本メーカーも健闘している10ベストエンジン、来年の選考も楽しみといえそうです。

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(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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