「若者のクルマ離れ」の原因のひとつとして、クルマが昔のような魅力を失ってしまったというのは大きいと思うんですよね。
安全性の問題や経済性の問題、環境性能と、クルマに突きつけられた課題が多くなって、クルマに生活臭が強くなりすぎたというか……。昔のクルマの魅力って、もっと“非日常”を与えてくれることだったと思うんです。
クルマの実車映像から夢を感じとりにくくなっているとすれば、アニメーションでアピールするのはひとつの手かもしれません。そこで紹介したいのがシビッククーペSi&シビックセダンSi 2013モデルのアメリカでのCMがコレ。
映画「AKIRA」とかのイメージに近いんですかね(私は見てないんですが)。サイバーなアニメーションで描かれたリアルな動きと、荒唐無稽なアクションのバランスが見事です。
シビック自体は身近なコンパクトカーだと思うんですが、こういう映像でアピールされると、やっぱり魅力的に感じませんか?
(まめ蔵)