フツウのセダンがここまで変身! マークX G’sは走りを極めた大人の為のクルマ

現行型マークXのマイナーチェンジモデルが登場した約2か月後の10月9日に登場したばかりのマークX G’s。

G’sシリーズ唯一のFRと言う事もあり、走りにこだわるクルマ好きの人達から注目されています。

アムラックスに展示されているのはマークX250G S Package G’sボディカラーはホワイトパールクリスタルシャイン。

アグレッシブなエクステリアは開口部の大きいロワグリルにLEDイルミネーションビームがビルトインされたフロントバンパーはかなり攻撃的な印象ですが、実はよく見るとロワグリルの形状はトヨタ86と同形状であり、マークX G’sは86と並び、操る楽しさを強く印象付けるモデルと言えます。

D1GPで活躍する高橋 邦明選手の駆るGOODYEAR Racing with DO-LUCK マークXにも今年のD1GP第6戦から採用され、ドリフトファンにはお馴染みのエクステリアですね。

サイドビューで目を引くのはやはり専用19インチ鍛造アルミホイールにちらりと覗く赤い4POT対向ピストンキャリパー。3.5LモデルのベースとなるマークX 350Sにも採用されているアドヴィックス製のアルミモノブロックタイプで、G’s専用に赤塗装されG’sロゴが入る他、ブレーキパッドも専用の物となります。

2.5Lモデルのベース車ではオプションでも選択の出来ない対向キャリパーは、G’s仕様の場合2.5Lモデルでも標準装備となり、絶大なストッピングパワーを得る事が出来ます。

リヤビューもサイドにダクトを設けたデフューザー形状の専用バンパーや、クリヤタイプの専用リヤコンビランプ、4本出しの専用マフラーの採用でベースモデルとは全く異なった印象でその佇まいはリヤビューからもただならぬ雰囲気を醸し出しています。

 もちろんG’sですから、マークXでも剛性アップに抜かりはありません。ヴィッツG’sやプリウスG’sに採用されているスポット増しも施され、メンバーブレースの追加で引き締められたシャシーは専用チューニングサスペンションのセッティングを最大限に引き出します。

空力面でもベース車より大型化されたリヤフロアアンダーパネルが採用され、高速域での安定性に貢献しています。

インテリアも専用メーターパネルを初め、レッドステッチやG’sロゴが各部に施されたシートやステアリング、カーボン調パネルが走りを予感させます。

 

ベースモデルの幾何学調パネルに比べ、スポーティな印象を強くするカーボン調パネルはFRスポーツセダンとして人気の高かった100系マークⅡ・チェイサーのツアラー系再来を思わせます。

マークX G’sには展示車両の2.5Lモデルの他、3.5Lエンジンを搭載する350S G’sもラインナップされており、G’sチューニングのフットワークを234kw[318ps]/6,400rpmのゆとりあるパワーで愉しむ事も出来ます。

個人的には3.5Lのパワーにも惹かれますが、何よりベース車に設定の無いアドヴィックス製ブレーキキャリパーの装着されたレギュラーガソリン仕様の250G SPackage G’sがおススメです。

価格はどちらもベース車両+60万円となり、維持費や装備を考えると250G S Package G’sのコストパフォーマンスが光ります。

アムラックスでは1階に展示されている250GSPackage G’sのベースとなるマークX 250G SPackageも4階に展示されているので、ベース車との比較も出来る上、G’s専用アルカンターラ表皮シートの手触りやアグレッシブなデザインのエクステリアを間近に見る事が出来るので、是非一度池袋に足を運んでみてはいかがでしょう?

 トヨタ自動車 総合ショウルーム オートサロン アムラックス東京:http://www.amlux.jp/index

アムラックスG’s車両展示情報:http://www.amlux.jp/lineup/gs_series.html

アムラックス マークX 展示情報: http://www.amlux.jp/lineup/markx.html

マークX車両情報:http://toyota.jp/markx/gs/index.html

(井元 貴幸)