北米ではフルモデルチェンジ、日本ではマイナーチェンジのトヨタRAV4

LAオートショーにて4代目モデルが発表されたトヨタRAV4ですが、日本国内ではマイナーチェンジを受けました。

 

最高出力125kW(170PS)の2.4リッターエンジンと7速シーケンシャルモード付きCVTといったパワートレインは変わっていませんが、今回のマイナーチェンジでは車両安定性を確保するS-VSCやヒルスタートアシストコントロール&ダウンヒルアシストコントロール制御システムを全車に標準装備しています。

グレード体系は、基本となるSTYLEと、グレーメタリックの18インチアルミホイールやカラードオーバーフェンダーなどを装備したSTYLE “S Package” という構成。それぞれに二駆/四駆が用意されます。

 

メーカー希望小売価格は215万円~251万円、JC08モード燃費は11.8~12.2km/Lとなっています。

 

北米ではフルモデルチェンジした4代目モデルが発表されているタイミングながら、4年ぶりのマイナーチェンジによりグレード体系を整理した”日本”のRAV4。まさにグローバル化を象徴する出来事という見方もできそうです。

(山本晋也)

 

この記事の著者

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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