ノア・ヴォクシーG’sの走る楽しさのヒミツはシャシーにあり!

現在、東京・池袋にあるトヨタ総合ショウルーム アムラックス東京で全モデル展示されているG’sシリーズですが、その第1弾はミニバンであるノア・ヴォクシーからスタート。

数々のG’s専用装備をアムラックスでチェックしてきました。

展示車両はノアがSiをベースとしたSi” G’s”2WD 8人乗り ブラック、ヴォクシーがZSをベースにGs仕様を更にチューニングしたZS”G’s Version EDGE”2WD 7人乗り ホワイトパール クリスタルシャイン を展示。

両車共にLEDイルミネーションビームを内蔵したG’s専用フロントバンパーをはじめ、フロントグリル、リヤバンパー、専用ホイールを纏っている他、30mmローダウンされたフォルムは標準車と比較すると、かなりスポーティな印象です。

このサスペンションは、TOYOTA GAZOOレーシングドライバーが徹底的にテストを繰り返し、ミニバンでもドライバーが楽しく走れる事を目指しチューニングされた物で、もちろん乗り心地も考慮されたセッティングとなっているそうです。

 ノア・ヴォクシーのG’sでも標準車と比べると、十分走りが楽しくなるサスペンションセッティングが施されていますが、更に走りに磨きをかけたのが、G’s Version EDGE。

G’s Version EDGEはG’sをベースに剛性アップパーツを中心に、床下の空力性能向上パーツ等、本格的な走りのパーツが組み込まれています。

なかでもYAMAHA製パフォーマンスダンパーはクラウンアスリートVXや日産フェアレディZ バージョンNISMO、インプレッサ WRX STI S204等、ハイパフォーマンスカーに組み込まれ、効果の高いパーツとして高い評価を得ています。
パフォーマンスダンパーは車体を制振させる事で、直進安定性やコーナリング性能向上だけでなく、不快な振動を吸収する為、乗り心地も向上する画期的なパーツです。

 

他にも車高の高いミニバンでは空力面でも不利な為、ふらつき等が起こりやすいボディ形状ですが、G’s Version EDGEでは床下の空気の流れを整流し、高速走行時でも操縦安定性が向上しています。

中でもフロントホイールハウスの前後、リヤホイールハウスの前側に装備されるホイールハウススパッツはグリップ力の向上に貢献するパーツでポテンザRE050タイヤと相まって、ミニバンとは思えない高いグリップ性能を誇ります。

 

もちろんG’s仕様では専用のインテリアも採用され、レッドステッチの入った専用ステアリングや刺繍ロゴ入りシート、シフトノブをはじめ、ピアノブラック塗装されたセンターパネル、ドアスイッチパネル、ステアリングスイッチパネルがスポーティな印象の中にも上質感を演出しています。

 

内外装だけを特別仕様にしたモデルと違い、GAZOO RACINGのドライバーがミニバンでも本気で走る楽しさを追求したノア・ヴォクシーG’s・G’s Version EDGE。
ベースモデル+31万5000円のG’sと+63万円のG’s Version EDGE ノアとヴォクシーの車種選択で悩んだうえに、G’sとG’s Version EDGEでも悩んでしまいそうです。

ノアとヴォクシーは販売店系列が違うので、なかなか両車を一度に比較する事が出来ませんが、アムラックスならノアとヴォクシーを一度に実車の比較をする事が出来ます。

G’s仕様だけでも実車になかなか触れる事が出来ないので、両車を一度に比較できるのは貴重なチャンスと言えます。

G’s仕様の展示は来年2013年1月末まで実施していますので、気になる方は是非アムラックスへ行ってみてはいかがでしょう?

トヨタ自動車総合ショウルーム オートサロンアムラックス東京:http://www.amlux.jp/index

(井元 貴幸)