井元貴幸 
クルマのCMで大ジャンプを決めるシーンが登場する物を見かけたりしますが、中にはCGを使い、実際は飛んでいない物も多く存在します。
しかし2013年モデルのフォードフュージョンのCMも、一見CGを使った合成かと思わせる演出がされていますが、実はジャンプ台を使い本当にフュージョンを飛ばし、よりリアルなCMとなっています。
そのフォードフュージョンを実際に飛ばしているCMのメイキング風景がコチラ。
このジャンプシーンには、窓をポリエステルフィルムに交換したり、エアバッグが取り外されたりと、テレビのスタントシーン同様の安全対策がなされた上での 撮影で、時速84キロでジャンプ台を飛び出したフォードフュージョンは２７ｍを飛び、段ボールが敷き詰められたクッションの上に着地、見事にCMのワンシーンと融合しました。
CG全盛の時代にあえて、スタントを使い実車を飛ばす所にCMのこだわりと、フォードのフュージョンに懸ける意気込みが垣間見えると言えそうですね。
（井元 貴幸）
