先代モデルではセダン、ワゴン、スポーツ(5ドア)と3つのボディバリエーションを持っていたマツダ・アテンザですが、新型車としてはセダンとワゴンの2本立てに変更されています。
このセダンとワゴンは意外な数値が異なる、まるで専用シャシーといえるこだわりから生まれてます。
その違うポイントとはホイールベース。先代モデルでは同じホイールベース長でしたが、新型アテンザではセダンが2830mm(ワゴンは2725mm)となっているのです。もちろん全長もセダンのほうが長くなっています。
セダンの伸びやかなスタイリングは、エクステリアデザインだけでなく、物理的にも、そう見えて当然というわけです。
●セダン主要サイズ ()内は旧型モデル
全長:4860mm (4735mm)
全幅:1840mm (1795mm)
全高:1450mm (1440mm)
ホイールベース:2830mm (2725mm)
最小回転半径:5.6m (5.4m)
●ワゴン主要サイズ ()内は旧型モデル
全長:4800mm (4765mm)
全幅:1840mm (1795mm)
全高:1480mm (1450mm)
ホイールベース:2750mm (2725mm)
最小回転半径: 5.5m (5.4m)
また、JC08モードの燃費性能については、2.0リッターガソリンが17.4km/L、2.5リッターガソリンが15.6km/L、ディーゼルのATが20.0km/Lというスペックは、セダンとワゴンで共通。ディーゼル6MTについてのみ、セダンが22.4km/L、ワゴンが22.2km/Lとわずかに異なっています。
(山本晋也)