【Forza Horizon】必勝チューンナップでライバルに差をつけよう!

自分のマシンがどうしてもライバルに勝てない…!なんて悔しい思いがゲームが難易度が進んでいくにしたがって強くなったりしますよね。オンラインでのレースでも同じです。同じ車種をドライブしているにもかかわらず、「コーナーリング速度が遅い」とか「立ち上がりで膨らんでインをさされる」「目標タイムに届かない…!」。確かにスキルアップも大切ですが、クルマの特性を生かしたチューンナップで、そのクルマの持つポテンシャルを最大限に引き出して、ライバルに差をつけてみましょう。

チューニングのサンプルとして軽量コンパクトなFRスポーツ、Mazda MX-5 Miata(日本名:ユーノス・ロードスター)を選択しました。元々のPP(パフォーマンス・ポイント)はDランクの216ポイントです。このポイントをよく覚えてくださいね。

・エアロパーツ関係

エアロパーツはエクステリアを格好良くキメるだけではなく、空気抵抗を上手く生かして性能をアップさせるパーツです。車種によっては実在するブランドのエアロパーツが登場していますので、組み合わせによってリアルなモータースポーツで活躍するレースカー、チューンデモカーを再現することができます。それとは別に特別なForza オリジナルのエアロパーツが用意されていますが、その効果には両者に明確な違いがあるのをご存知でしたか?

実は…
「実在ブランド:より空気の流れをスムーズに、つまり最高速へ振った性能アップ」「Forzaブランド:大型エアロパーツでダウンフォースを稼いだ安定重視」という差別化がされているんですよね。車種によって性能差はそれぞれですが、Forzaブランドのエアロパーツを装着するとコーナリングスピードの限界が上がって走りにキレが出ます。この大きなチンスポイラーは空気の力でフロントを下方向にグッと路面に押し付け前輪の接地格段にアップさせます。前輪に荷重がかかることでハンドリングの追従性が上がるということですね。

・タイヤ・ホイール

次は「タイヤ・ホイール」のチューンナップです。タイヤはストリート、スポーツ、レース用とランク分けされて用意されています(車種によってスポーツから、あるいはレース用のみ)。基本的に速さを求めるならレース用を装着しますが、スリックタイヤは一度限界を超えると立て直しがシビアになりますので注意が必要です。きちんとトレッドパターンがグラフィックとして再現されているので、レース用のスリックタイヤを装着するとツルツルになるので見た目がイマイチのことも。また、タイヤ幅の変更もセッティングメニューにあります。幅広くなれば接地面積が拡大するのでコーナーでの踏ん張りが効きますが、転がり抵抗も増加するので加速、最高速に悪影響を及ぼす場合があります。

ドレスアップの基本はホイールですが、走行性能にも大きく影響する大事なパーツでもあります。
Forzaでは実在する世界中のメーカーブランドのホイールを取り扱っていますし、サイズや形状に関係なく、すべてのラインナップがすべてのクルマに取り付けられますので、現実にはつかないホイール&クルマの組み合わせを楽しむことも出来ます。エクステリアのアクセントと同時にホイールに重要なのは軽量化。「バネ下が軽くなると…」のようないい方をしますが、軽量なほど路面の追従性が上がって走りに安定性が出てきます。 
ホイールのインチアップも可能ですが、あまり大きくするとコーナリングに悪影響を及ぼすので標準+1〜2インチが適当ではないでしょうか。 

・ブレーキ・サスペンション関係

さて次にブレーキ・サスペンションのチューンナップです。特にブレーキのチューニングはパワーを上げる前にいじっておきたいところ。Forza Horizonは公道レースなのでアクシデントを回避するための急制動は茶飯事。速く走るためにはまず確実に止まれるブレーキをゲットしましょう。サスペンションはアップグレードすることによってコーナリングスピードの向上と同時に車高が低くなります。細かいセッティングは必要ないのでいきなりレース仕様を装着しても「宝の持ち腐れ」になることはありません。迷わずレース仕様をチョイスすることをおススメします。

・ボディ・シャーシ関係

直接スピードアップに影響するものではありませんが、後にチューンナップをするための「強い」車体づくりが大事です。シャーシ補強はさまざまな挙動の安定性を向上させますが、このメニューはロールバーを装着するので車体重量が増加してしまうデメリットがあります。このMX-5の場合、レース仕様で31kg増加しますのでもともとアンダーパワーなこのクルマにとっては辛いところです。そのために「軽量化」を同時に進めましょう。レース仕様で約137kgのマイナスの減量。軽量化はクルマにとってはベストのチューンナップで「走る・曲がる・止まる」の三要素すべてが恩恵を受ける事ができます。
どちらともレース仕様の選択することによってロールバーが取り付けられて助手席が取り外されて、スパルタンでレーシーなインテリアに変貌します。

・駆動関係

駆動系はトランスミッション、クラッチ、シャフト、デフの4つがあります。クラッチ、シャフトはシフトスピードアップ・軽量化のメリットがありますのでレース仕様を選択するのがベスト。
トランスミッションも同様の効果がありますが、ギア比が最高速向けになるのでエンジンチューンナップと合わせて選択することをオススメします。デフはスポーツとレース、2つの仕様あります。走りのスタイルで決めるのも良いかもしれません。スポーツ仕様は1.5Wayという方式で加速時は安定志向、減速時は動きを若干フリーにさせてコーナリングスピードを稼ぐ仕様になります。レース仕様の2Wayは減速時もきっちり作動を抑えるのでクルマによっては曲がりにくくなる場合もあります。

・エンジン関係

いよいよエンジン関係のチューンナップに入ります。
多くの項目があるので迷いがちなのですが、パフォーマンスポイントを見ながら選択をしていく感じでいいと思います。
エンジン関係は一番最後にチューンアップすることをオススメします。先にエンジン関係をチューンアップするとアンバランスになり、非常にピーキーなクルマになってしまいます。先に足回り、ボディ強化などの「下準備」をすると懐の深いクルマになります。元々パワフルなクルマの場合はフルチューンよりエンジンはノーマルの場合の方バランスが取れて結果レースでは速い場合もあります。

クルマを入手したら直ぐにチューンアップするのではなく、ノーマルでそのクルマのポテンシャルを掴んでから、不満に思う点についてバージョンアップしていくように段階を踏むのがいいかもしれません。

最終的にはSランクのマシンなりました!

…しかし!それでも勝てない場合もあります。その場合は….

・換装チューンアップ 

元々の車体構造ではもう限界という時の最終手段として換装チューンアップがあります。「エンジン換装」「吸気系換装」そして「パワートレイン換装」の3つがあります。クルマによって換装できる部分は異なります。
ロードスターは最初の2つが可能です。エンジンは同メーカー「マツダ」のを使用しますのでRX-8、RX-7のパワーのあるロータリーエンジンに換装することが可能です。吸気系もターボ化、スーパーチャージャー化を選択することができます。しかし、クルマの特性が大きく変化するので慎重に選択しましょう。また換装することによって今まで付けていたパーツはすべて取り外しされるので資金に余裕をもっておこないましょう。換装することで自分が思い描いたドリームカーを作ることもできますが、安易に行うとそのクルマの持ち味を失う場合もあるのである程度進めてからのトライをオススメします。

 いかがでしょうか?チューンアナップはそのクルマの今まで隠れていた顔、新しい顔を出す手段でただ単に早くするだけではなく、使い慣れた愛車をより長く活躍させるための手段なので「あ、もっと速いクルマに乗り換えようかな〜」と思う前に是非チューンアップを!

(栗原 淳)

・Forza Horizon公式サイト
http://forzamotorsport.net/en-us/FH/Default.aspx

・Xbox.com Forza Horizon公式サイト
http://marketplace.xbox.com/ja-JP/Product/Forza-Horizon/66acd000-77fe-1000-9115-d8024d5309c9 

・Clicccar.com Forza Horizon特集ページ
https://clicccar.com/forzahorizon/