クルマのタイヤが突然パンクしたときの対処法5つ!(スペアタイヤ搭載車編)

自動車ユーザーが数多くいるなか、経験している人のほうが少ないと思われるタイヤのパンク。
だからこそ、いざパンクするとパニクってしまう可能性が高いです。
今回は、そんなパンク時に対処する方法(スペアタイヤ搭載車)を取り上げます。

【1】ゆっくり安全に停車できる場所へ移動
先程書いたように、クルマがパンクしてしまうと慌ててしまう確率は非常に高いです。
しかし、すぐにクルマを停めてしまうとそれが道路の場合、かなり危険な行為となります。
パンクがおこったらハザードをつけながらゆっくり安全に停車できる場所、たとえばコンビニの駐車場やガソリンスタンドへ移動しましょう。

【2】緊急停止した場合はハザード、発煙筒、三角表示板で後続車に知らせる
安全な場所がなく、どうしても道路の路肩などに停車しなくてはいけないケースもあります。
その場合、後続車へクルマが停車していることをしらせるため、ハザードはもちろん発煙筒を炊き、さらに三角表示板を設置しましょう。

【3】工具ならびにスペアタイヤの格納場所を確認
タイヤ交換のできる場所に停車したら、スペアタイヤが搭載されている場所を確認しましょう。
多くのクルマがトランクやリヤラゲッジ下にありますが、そうでないクルマもあるため取扱説明書で工具の場所とともに調べましょう。

【4】スペアタイヤの種類を確認
スペヤタイヤは、実際に搭載されているサイズと同じ銘柄のものと、テンポラリーとよばれる応急用のものがあります。
テンポラリータイヤに関しては、名前のごとくあくまで“応急用”ですのでタイヤ交換した場所から目的地が遠い場合、途中ガソリンスタンドなどで装着しているタイヤに変える必要があります。

【5】FFの場合、前輪がパンクしていても後輪にスペアタイヤを装着
もうひとつテンポラリータイヤを装着した場合の注意事項です。
FF車で前輪がパンクし、テンポラリータイヤを装着すると幅が浅いタイヤのため駆動用と操作用両方の役割を求めるのは大変です。
工程が増えてしまいますが、パンクしていない後輪タイヤを前輪に付け替え、テンポラリータイヤを後輪に装着することが安全上ベストです。
なお、FR車の場合でも後輪がパンクした場合、テンポラリータイヤを前輪に装着するほうがベターです。

(クリッカー編集部)