ホンダN ONEが登場し、ますます注目を集めているのが軽自動車。
ただしいざ購入しようと思ったとき外見の好みはさておき走行性能でセレクトすることはけっこう難しいですよね。
そこで今回は、「低燃費・低価格」という面で軽自動車を選ぶことを考えてみましょう。
【リッター30.2km/L・価格:89万5000円〜】
スズキ・アルトエコ
昨年の11月に低燃費で話題を集めたミライースと比べ0.2km(JC08モード)燃費がいいことをウリにして登場したアルトエコ。
このクルマには高速道路を含め、100km以上試乗したのですがシートをはじめクルマの基本性能が値段とくらべ高いことに驚きました。
もちろん走って楽しいことにこだわると走行性能は寂しく感じますが、“普通”に走行するには問題ない走りをみせてくれます。
【リッター30km/L・価格:79万5000円〜】
ダイハツ・ミライース
『第三のエコカー』というフレーズで登場したダイハツ・ミライース。
発売後すぐに試乗したときには乗り味や走行性能から第一印象は「ひと昔前の軽自動車ってこうだったよね」と近年、高性能となった軽自動車と比べるとそれなりというものでした。
しかし、内装などはコストがかかっていないにもかかわらずカラーたデザインが工夫されていたせいか印象は悪くなかったことを思い出しました。
低価格で低燃費ということにこだわった場合、ミライースは評価が高いクルマだと思います。
【リッター28.8km/L・価格:105万7000円〜】
スズキ・ワゴンR
先ごろフルモデルチェンジしたワゴンR。
ハイトワゴン軽のジャンルを切り開いたクルマとして歴代モデルはすべて高い人気を誇っています。
新型となったワゴンRも従来のモデル同様、細かいところに気をつかった設計となっていてとある自動車評論家はフォルクスワーゲンUP!に乗った後、ワゴンRを試乗した際、「やっぱり国産車って細かいところを考えられている」と改めて感心したそうです。
新型は燃費も向上させているため総合的に考えるとかなりポイントが高いクルマに仕上がっています。
【リッター27km/L・価格:112万円〜】
ダイハツ・ムーヴ
若者から絶大な支持を集めているダイハツ・ムーヴ。とくにカスタムは指名買いが多いそうです。
アルトエコやミライースと比べ燃費はわずかですがおとりますし価格も高いムーヴですが、逆に車内空間は広く感じますし、クルマとしての出来の良さを感じます。
また価格が高い分はそのまま「安くない見た目」に繋がっていますのでユーザーとしては差額を払っても損した気分にはならないのではないでしょうか。
【リッター22.2km/L・価格:124万円〜】
ホンダN BOX
発売後、かなり売れているN BOX。
燃費や低価格といった面でみるとライバルたちにかなりおとりますが、トータルで判断するとこのクルマならではのメリットがあります。
そのメリットとはずばり広大な車内空間!
リヤシートに座ったことがある人ならわかると思いますが、大人が2人座ってもゆったりどころか広すぎてもてあますほどのスペースです。
この広さを実現するためなのか車重は900kgを超えますが、逆にそこまで重いのにこの燃費性能は立派なものだと思います。
(クリッカー編集部)