「ぶつからない、はみださない」新型アウトランダーのe-Assistを体験してみた【動画】

10月25日に発表された新型三菱アウトランダー。

新型アウトランダーで注目されているのは2.4Gセーフティパッケージと2.4Gナビパッケージに装備されている安全運転支援システム「e-Assist(イーアシスト)」です。

e-Assistは、ミリ波レーダーを使用したレーダークルーズコントロールシステム(ACC)と衝突被害軽減システム(FCM)、そしてカメラを用いた車線逸脱警報システム(LDW)で構成されています。

ACCは先行車のスピードの変化に合わせて自動的に加減速し、設定された車間距離を保ち続けます。

先行車がない時は従来のクルーズコントロールシステムと同じ機能となります。

相対速度30km/h以内で先行車が停止、また走行速度30km/h以下で障害物を認識した場合は自動ブレーキによって停止して衝突を回避。

先行車との相対速度が30km/h以上、または30km/h以上の速度で走行中に障害物を発見した際は警報を鳴らしてブレーキングを促します。

車線逸脱警報システム(LDW)はフロントウインドウに取り付けられたカメラが前方の車線を監視。

約65km/h以上の速度で走行中、車線の逸脱を検知すると警報と警告表示でドライバーに知らせます。

これらe-Assistの一連の動作を体験してきたので動画でご覧下さい。

もちろんこれだけで事故を100%回避できるわけではありませんが、被害をかなり低減させることはできるでしょう。ひとたび事故を起こしてしまうと多大なお金がかかってしまうわけですから、この機能がわずか9万5,000円アップで手に入るなら非常に安い買い物かもしれませんね。
(松沼 猛)

この記事の著者

ぬまっち(松沼 猛) 近影

ぬまっち(松沼 猛)

1968年生まれ1993~2013年まで三栄書房に在籍し、自動車誌、二輪誌、モータースポーツ誌、鉄道誌に関わる。2013年に独立。現在は編集プロダクション、ATCの代表取締役。子ども向け鉄道誌鉄おも!の編集長を務める傍ら、自動車誌、バイク誌、鉄道誌、WEB媒体に寄稿している。
過去に編集長を務めた雑誌はレーシングオン、WRCプラス、No.1カーガイド、鉄道のテクノロジー、レイル・マガジン。4駆ターボをこよなく愛し、ランエボII、ランエボVを乗り継いで、現在はBL5レガシィB4 GTスペックB(走行18万km!)で各地に出没しています。
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