ストライプもレーシーなフォルクスワーゲン シロッコGTSが登場

VWの2ドアスポーティクーペシロッコに特別なモデル「GTS」の販売が始まります。といってもドイツでの話。

キャンディホワイトのボディカラーに2トーンカラーのレーシングストライプが入れられたGTS。ルーフスポイラーやサイドスカートといった空力アイテム、18インチアルミホイール “サンダー”など、スポーツ度を高める装備が加えられたアピアランスは、シロッコのレーシングシーンでの活躍に直結したイメージといえそう。

エンジンは、ガソリン(1.4TSI、2.0TSI)、ディーゼル(2種類の2.0TDI、2.0TDI ブルーモーション)といった5ユニットから選択可能。フロントシートには “GTS”と刺繍が入れられ、またシートやステアリングにはレッドステッチでアクセントが加えられています。インパネは”ブラックピーク”仕上げとされ、シフトノブは伝統的なゴルフボール形状とのこと。

本国価格は28,100ユーロ〜33,525ユーロ。なおボディカラーはサルサレッド、インジウムグレーメタリック、ディープブラックパールエフェクトを、オプションで選ぶことができるということです。

 ●シロッコGTS 2.0TSI 6速DSG 主要諸元
全長:4256mm
全幅:1810mm
全高:1404mm
ホイールベース:2578mm
最低地上高:136mm
車両重量:1393kg
エンジン形式:4気筒ガソリン直噴ターボ
総排気量:1984cc
最高出力:155kW(210馬力)/5300-6200rpm
最大トルク:280N.m/1700-5200rpm
0-100km/h加速:6.9秒
欧州複合燃費:7.5L/100km(約13.3km/L)
ホイール:8J×18光沢仕上げ
タイヤ:235/40R18

(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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