フォルクスワーゲン・ジェッタが1.5L以下ハイブリッドカーの最速記録を更新!

1.4リッターTSIエンジンにモーターを組み合わせたVWジェッタ・ハイブリッドが、このクラスでは世界最速となる301.18km/hを記録したという発表がありました。

最高速アタックが行なわれたのは、アメリカ・ユタ州のボンネビル・ソルトフラッツ。市販車を改造したジェッタ・ハイブリッドは、そのステージにおいて「1.5リッター以下ハイブリッドカー」としての世界最速マシンになったということです。

 

市販車に安全装備や車高を下げるなどの改造を施した、この最高速アタックマシン。パワートレインは市販モデルが110kWのTSIエンジン(1395ccターボチャージャー付き直噴ガソリン)と20kWの電気モーターによるパラレル駆動で、システム最高出力は170馬力のところを、約300馬力までパワーアップした仕様だっということ。なお変速装置は7速DSGということです。

 

アメリカで、まもなく発売されるというジェッタ・ハイブリッド。その走りを楽しめるハイブリッドカーというコンセプトを最高速アタックで証明しようという狙いは見事に達成されたといえそうです。

(山本晋也)

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
続きを見る
閉じる