新旧の取付方法に国内で初めて対応したチャイルドシート「G-FIX」

2012年7月1日以降、後席中央席の3点式シートベルト義務化とともに、ISDFIX対応チャイルドシート取付装置の義務化がスタートしました。「新保安基準」というもので、クルマとチャイルドシートメーカーは、「新保安基準」を満たす必要があります。しかし、ユーザーの多くは従来のシートベルト装着型チャイルドシートを持っている人が多いはずで、愛車がISOFIXには対応していないケースも考えられます。

「G-FIX」はGブラックのみで、価格は29,800円。子どもが座ったままで3段階のリクライニングが可能です

2012年10月中旬にアップリカが発売する『グレコ』ブランドの「G-FIX(ジーフィックス)」は、ISOFIXシステムに簡単かつ確実に装着できるもので、ISOFIX未対応車でも使用できるシートベルトによる装着の2通りの装着方法に対応。愛車だけでなく祖父母や友人のクルマ、レンタカーなどでも使えます。

前向き(体重9kgから18kgまで)と後ろ向き(2.5kgから13kg)装着の両方に対応し、安全面では2012年7月のECE基準に適合。新生児(2.5kg)から4歳頃(18kg)まで使えます。

ISOFIXは2か所のバーにコネクターをロックし、本体も装着するだけなのでミスを軽減し、簡単かつ着実に装着できますから、愛車だけでなく他車にも装着する可能性があるならこの「G-FIX」はおすすめです。
(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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