二十数年ぶりに日本で、そして富士で開催された世界耐久選手権(WEC)。
途中、一瞬だけ雨がパラついた空模様でしたが路面は何とかドライをキープ。富士の周回を1分28秒台という、とても耐久とは思えないハイスピードバトルが6時間にも及びました。
そも6時間にも及ぶハイスピードバトルを制したのはトヨタTS030ハイブリッド。
Audi R18 e-tronがダンロップコーナーなどで他車と接触などでタイムを落としていく中、終始安定したラップを積み重ねての優勝です。
トヨタTS030ハイブリッドといえば、スーパーGTやフォーミュラー日本でもお馴染み、元F1ドライバー中嶋一貴選手もドライブしています。
実は、日本人初のF1レギュラードライバーで一貴選手のお父さん、中嶋悟さんも応援に駆けつけていました。
それに富士スピードウェイといえばトヨタのお膝元。そこでのWEC優勝はトヨタにとっても重要な勝ち星のひとつとなることでしょう。
(北森涼介 写真:松沼 猛、北森涼介)