レクサスLS Fスポーツは走りでもフラッグシップサルーンらしさをアピール【動画】

大掛かりなマイナーチェンジを受けたレクサスLS。大きなスピンドルグリルを持つ顔に変わったことでスポーティさを強調していますが、さらにスポーティバージョンとなる“F SPORT”がLS460、LS600hともに設定されています。 

メッシュグリルになっているなどF SPORT専用のアピアランスを与えられているほか、専用チューニングを施したトランスミッション、標準車から10mmダウンしたエアサスペンションなどにより、レクサスLSのキャラクターをベースに“F SPORT”らしい世界観の走りを実現しているということです。

 

そうした“F SPORT”らしい走りをアピールする動画も公開されています。

 

 

以下、主だったF SPORT専用の機能パーツを紹介しましょう。

 

大きなサイドサポートとワイヤーを一体成型したクッション構造の本革スポーツシート(全車)

 

 ブレンボ製対向6ピストンフロントブレーキキャリパー&380mmディスク、19インチ鍛造アルミホイール(全車)

 

電動でレートを変える前後のアクティブスタビライザー( LS600h)

 

リアタイヤのトラクション性能をアップさせるトルセンLSD(LS460)

吸気脈動を利用したサウンドジェネレーター(LS460)

 

このほか足元では高摩擦ブレーキパッドや高剛性リアサスペンションブレースといった機能パーツにより走りが引き締められています。またディンプル付きレザーステアリングやパドルシフト、アルミのアクセル&ブレーキペダルなど走り重視のイメージでコクピットも作り込んでいるとのこと。もちろん外観では専用エンブレムや専用フォグランプ、メッキバー付きリヤバンパーなどで標準車と差別化しています。

 

なお、F SPORTが用意されるのは標準ボディだけ。メーカー希望小売価格はLS460  F SPORTが980万円、LS600h F SPORTが1230万円となっています。

 

●LS460 F SPORT 主要諸元
全長:5090mm
全幅:1875mm
全高:1455mm
ホイールベース:2970mm
車両重量:1980kg
エンジン形式:V型8気筒ポート噴射&筒内噴射DOHC
エンジン型式:1UR-FSE
総排気量:4608cc
最高出力:288kW(392馬力)/6400rpm
最大トルク:500N.m(51.0kg-m)/4100rpm
変速装置:スーパーインテリジェント8速オートマチック
JC08モード燃費:8.4km/L
タイヤサイズ:245/45R19 98Y 

 

(山本晋也)

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
続きを見る
閉じる