BMWの電気自動車 i3のカーボンボディをしっかり支えるアルミユニットに注目

六本木ヒルズで10月8日まで展示されているBMWの電気自動車i3ですが、乗ったら楽しいクルマに違いないと思いました。

カーボン製のボディである「ライフドライブ」は先に紹介しているので割愛しますが、ここでは足まわりに注目したいと思います。

下部ユニットは「ドライブ・モジュール」と呼ばれるのですが、軽量な100%アルミ合金製。しかも見るからに堅牢なフレームとなっており、サスペンションアームも肉厚です。加えてスプリング、ダンパーの太さもしっかりあって、想像ですが操縦安定性にも相当気を配っているのだろうと伺えます。

車両重量は1250kgですから、BセグからCセグメント相当の重量だと思いますが、このダンパーなどを見ると駆け抜ける悦びに溢れていそうな感じがします。

タイヤは「ショーカー過ぎ?」のブリヂストン製が装着されていましたが、大径幅狭タイヤが装着されており、航続距離と操縦性と乗り心地のバランスを取ったのでしょう。市販時にどうなるのかはともかく、いろいろ想像がかき立てられます。

スタッフの方が「リアにモーターがあるのでBMW初のRR(リアモーターのリアドライブ)です!」とおっしゃっていたのですが、早く乗ってみたい!

なおBMW i3の展示は10月8日23時までです。
(佐藤みきお)