グーグルが自動操縦のクルマを開発していることは知られているところですが、その開発がさらにステップアップしています。
2012年9月24日にグーグル本社において、カリフォルニア州知事エドマンドG.ジェリー ブラウン·ジュニアは、一般道路と高速道路における自律走行テストのための操作上の安全基準として作成された「SB1298」に署名したということです。
これにより、カリフォルニア州マウンテンビューにあるグーグル本社への通勤などで、自動操縦カーの日常的な実証試験を積極的に行なえるとのこと。
なお、グーグルの自動操縦カーといえば、先代プリウスをベースにしたものが有名ですが、2012年8月に、レクサスRX450hをベースとした新世代の自動操縦カーが発表されています。
日本でも国土交通省が「オートパイロット」として高速道路上の自動操縦について検討を始めていますが、その先を行くのが、グーグルの公道実験。
こうして経験を重ねることで、最適なアルゴリズムの獲得を目指しているという、グーグルの自動操縦カー。グーグルの産み出す新しい自動車体験とは、どのようなものになるのでしょうか。
なお、記者会見の模様は、質疑応答まで含めて公開されています(音声は英語)。
(山本晋也)