新型フォルクスワーゲン ゴルフ ディーゼル2013年夏に発売。燃費性能31.2km/L、最高速202km/hをマーク

パリモーターショー開幕直前、フォルクスワーゲンは新型ゴルフの環境性能をより高めたニューモデル『ブルーモーション・コンセプト』を発表しました。

新型の1.6リッター・ディーゼルターボエンジンに、ワイドレシオの5速MTを組み合わせたという、この新しいゴルフ・ブルーモーション。その燃費性能は3.2L/100km(約31.2km/L)、CO2排出量は85g/kmと驚異的な環境性能を可能にしたといいます。

低抵抗の省燃費タイヤやCd値0.27という空力性能、また軽量化がこの驚異的な燃費につながったといいます。

とはいえ、このディーゼルターボエンジンの最高出力は81kW(110馬力)で、最高速は202km/h。5人乗りの実用車として、我慢のいらない十分な動力性能を有しているのも見逃せないところと、アピールしています。

コンセプトとはいえ、完成度は高いゴルフ・ブルーモーション。新型ゴルフのバリエーションとして2013年夏には市販されるということです。

(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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