こんな男と付き合いたい! 女性がグッとくる男性の行動5選

前回、女性に嫌われる行動について、ああでもないこうでもないと垂れ流させて頂きましたので、今回は逆に女性がグッと来ちゃう男性の行動についてお送りしたいと思います。

その1【力仕事や機械いじりをこなす】

古い考え方かもしれませんが、やはり古典であり王道ですね。
性差というものには引力があり、「男性なのね」から始まる恋はとても多いと思うのです。
力仕事も機械も苦手という方も心配は要りません。ベンチ150キロ上げろとか、ロレックスをオーバーホールしろとか言っているわけではなく、女性の見ている時に少しそれっぽい事をするだけで良いのです。
ちょっと重そうな荷物を、さりげなく持ってあげるとか。
シュレッダーの詰まりをキメ顔で直してみるとか。
普段から小さなトラブルの発生件数を分析して、ピンポイントでイメージトレーニングを積んでおく事をお勧めします。あなたの予想外な男らしさにグッとくる女性も多いはず。

その2【金離れが良い】

『金離れ』なんて、お行儀の悪い言葉を使ってしまいましたが、これが一番適当かと思います。
お金持ちである必要なんてないし、彼女のために浪費をした方が良いわけでもないのです。身の丈に合った経済活動の中で、お金に必要以上に執着しない男性が素敵よね、というわけです。
なんというか「後輩が困ってたから財布ごと渡しちゃったよ。2400円しか入ってないけど」とか「行きずりの高校生が、俺のコンタクトを一生懸命探してくれたからカツカレーおごっちゃった」とか。そういうの惚れちゃう。
個人的な趣味により、少し例えが水っぽくなってしまいました。
上記の行動例は、きちんと結婚を見据えている女性には不評かもしれません。ご注意下さい。
ただし、どういう女性が相手の場合も、基本の『金離れ』は要注意です。
ワリカン世代の私達。男性が全部オゴれなんて不埒な事は言わないけど『この女には幾らまで使ってオッケーかな』とか『飲み放題なんだから1杯でも多く頼めよ』とか、そういう損得計算に細かい事が伝わると、高確率で引かれると思います。
メリハリをつけて、たまには気風の良いところを見せる。お互いお金がない時でも淡々として、2人で話し合って楽しめる男性なんかが好印象を与えるのではないでしょうか。

その3【仕事とリラックスのギャップ】

アスリートや格闘家の顔って、試合中とインタビューの時とじゃ全然違いますよね。仕事を一生懸命している男性は皆同じじゃないでしょうか。
女の事なんかどうでも良くなるくらい仕事に集中している『戦闘モード』の顔つきと、おうちに帰って着替えた時の『ふにゃー』のギャップ! これが男性のセクシーさのキモだと言っても過言ではないと私は思います。
このセクシーを分かりやすくアピールする方法は、ずばり『服装』です。これまたクラシックこの上ない話ですが。
・スーツの人が仕事終わりでネクタイを緩める姿。
・手術を終えたお医者さんが、サンダル履きでマスクをプラプラさせてるシーン。
・ニッカーボッカーの職人さんが、湯気の立つようなTシャツを脱ぐところ。
おっとヨダレが・・・・。
あなたの仕事着がどんなものであれ、その着脱に一つまみのセクシーさを意識して下さい。
え、俺の仕事着ってスウェットの上下なんですけど・・・。という方は、眼鏡なんかの小道具を使うとか、仕事用スウェットとプライベートスウェットを分けるなど工夫してみてはいかがでしょうか。

その4【ちいさきものに優しく】

男性に父性を求めている女性というのは、とても多いです。
「守ってほしい」「頼りたい」
時代遅れかもしれませんが、普段はとても強気な女性からも、こういう台詞をよく聞きます。
この場合、男性的な強さを支える大きな優しさこそが本当に必要とされるものです。
そして女性本人に優しくするよりもっと効果的なのが、ちいさきものに優しくすることです。犬猫とか。赤んぼとか。慈愛に満ちた目で見つめて下さい。内心はどうであれ。
もしそれらに触れるような状況になった時には、優しくそっと手を添えましょう。病人をいたわる仏陀のようなイメージです。ムツゴロウタッチは禁止。
男性の無骨な手が、ちいさきものに優しく触れるさまはとってもナイスです。女性は自分が、ひいては自分の産んだ子供が優しく包まれる様子を無意識にイメージし、自分を保護してくれるオスとして強烈に意識する事でしょう。
但し、ちいさきものには飼い主や親御さんの許可が無ければ絶対に触ってはいけません。ご注意下さい。

その5【良いとされている事は大体よい】

腕まくり
車をバックさせる時に、助手席に回す手
筋肉関連
歩道側に寄せてくれる等スマートなエスコート
などなど。

この記事もそうなんですが、ネット上には『女性にモテる仕草』みたいな記事が、それこそ無数にありますね。
そういうアンケートなんかで好評な行動は、やっぱり良いと思います。とりあえず一通りやってみてはいかがでしょうか。
とはいえ私自身、女性側から見た『素敵な男性の仕草』だと素直に同意できるのに、男性側からの『オンナノコの可愛い仕草』みたいな記事を読んでも、一つたりとも実行できないんですよね。「そんなこっ恥ずかしい事、今更できるか!」って思っちゃいます。男性諸氏も一緒ではないでしょうか。
でもそんな事を言っても始まらないので、一緒にチャレンジしようではありませんか。
私も上目遣いでアヒル口とか、髪の毛をクルクルしながら頬杖とか、スカートはいて足を組み替えたりとか、なりふり構わずやってみます。
諸兄も是非、腕まくりをしながら疲れ目を揉みあげ、嫌味なほどのエスコートを繰り返しては、筋肉を鍛えつつ助手席に腕を回すように!

とまあ、そこまで行かないまでも、概ね参考になる意見が多いと思いますので、食わず嫌いせず試してみるのも一興です。

というわけで、特に目新しい項目は無いですが、古典はやはり良いという結論の「グッとくる男性の行動5選」でした。
でもさ。確かに、強くて、優しくて、ケチじゃなくて、紳士で・・・っていうのは良い男なんだけど、昔から言いますよね。
「色男、金と力はなかりけり」
本当のところ、弱くて貧乏で卑怯者。でも超モテる。みたいな男の人って沢山いますよね。だから良い男になったからと言ってモテるとは限らない。つらいところですね。ご愁傷様です。
でも女だって、小奇麗にして、人に優しくして、お行儀良くしたところで、必ずしもモテるでもなく。
○○○で××××なオッパイちゃんに、その場の男を全部いかれた、なんてことは多数あるわけで。
うーん。男と女はどこまで行ってもお互い様ですな。
いやまったく。
(くぼきひろこ)

 

 

この記事の著者

くぼきひろこ 近影

くぼきひろこ

もともと一族郎党モーター好きな家庭に生まれたんですが、なぜか私だけ車にあまり興味がなく…。偶然のご縁があってクリッカーと関わるようになりました。様々な車やその周りの人々と出会いに恵まれ、最近なんとなく「あれ?車、もしかしてすごく好きかも??」そんな思春期のような心持ちです。
知識も経験もほぼゼロからスタート。そして今も限りなくゼロに近いですが、車愛の萌芽をたよりに、いつか一番好きなスタイルを見つけられたらと思っています。
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