ホンダNSXのパトカーはまだ退役していない!?【動画】

日本のパトカーと言えば、今やその大多数がクラウンで占められていますが、全国にはハイスペックなスポーツカーをベースとしたパトカーが存在します。

栃木県警の誇るNSXパトカーもその1台で、登場時からドライバー達に恐れられていたスーパーパトカーです。

1台200万円から350万円前後の税金を投じて購入されるパトカーですが、92年に導入されたNSXパトカーはホンダが栃木県警に寄贈したもので、1台は事故で廃車になってしまったようですが、99年に再びホンダより寄贈され、高速道路を中心に活躍。面白いのは導入時の宇都宮ナンバーから、当地ナンバーとして話題を集めた那須ナンバーに変わった後、何故かまた宇都宮ナンバーに戻ったこと。

登場から13年が経過し、スーパーカーと言われたNSXもスペック上ではそれを上回るクルマが数々登場し、最近ではめっきり見かけなくなり、退役の噂も流れていましたが実はまだ現役だとか。

動画に登場するNSXパトカーは那須ナンバー時代の物ですが、最近でもイベントや視閲式に登場し、フロントバンパーに内蔵される警光灯が最新のLEDタイプの物に変更されたそうで、まだまだ元気な姿を見かける事が出来るようです。
お世話にはなりたくはありませんが、自家用のNSXも見かける事が少ない日本の誇る名車だけに、パトカー仕様のNSXも栃木県警には大事に乗って維持してほしいですね。
(井元 貴幸)