MAZDAの発表によると、8月度の世界生産台数が前年同月比+5.3%の9.9万台となっており、今年1月からの総生産では80.3万台に。
8月の生産が伸びた背景としては「アテンザ」、「BT-50」、「アクセラ」などの乗用車や商用車の海外生産が同+27.4%(3.3万台)と大いに健闘している為で、デミオなどによる国内生産減 同-2.9%(6.6万台)をリカバーした形となっています。
国内販売は前年同月比+6.4%の1.7万台で、「デミオ」の人気が一段落する一方で、今年2月に発売された「CX-5」がこれをカバー。1月からの国内販売累計は15.8万台に。
輸出は北米、欧州で減少、前年同月比で-23.9%(4.4万台)となっており、「アクセラ」が前年同月比-18.1%(22,930台)と販売を落とす中、ここでも「CX-5」が10,247台と健闘。
「CX-5」は海外でも人気のようで、年間販売目標を16万台→19万台へ上方修正、年間生産能力も来年3月から20→24万台にまで引き上げる計画と言います。
ちなみに国内で「CX-5」は2月の発売以降、現在までに2万台以上を販売し、現在でも月平均3,000台以上のペースで売れ続けています。
人気の理由は垢抜けたデザインに加えて、走りと燃費を両立した「SKYACTIV」エンジンがやはり大きく寄与しており、国内受注台数が既に年間販売目標の2倍以上とか。
中でも2.2Lで18.6km/L(JC08モード)の燃費を誇るクリーン・ディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 2.2」搭載グレードの比率が高いようで、ディーゼル比率は、発売直後の7割程度から、最近では9割近くまで上昇して来ているとのこと。
ガソリン価格が上昇して以来、一向に下がる気配が無い現状がクリーン・ディーゼルにとって追い風となっているのはどうやら間違い無さそうです。
■MAZDA CX-5 公式HP http://www.cx-5.mazda.co.jp/