こんな男は絶対イヤ! 女が嫌う男性の行動5選

男性諸氏! 今日もモテてますか?
もうモテてモテてしょうがない。俺のワンルームには女が門前市をなしているぜ!  という方は、きっとこんな記事に目を通したりはしないので、きっと皆さんモテてないことと思います。
モテるとは、またモテないとは。この深遠なテーマの入り口に『少なくとも嫌われない』という部分があると思うのですね。よって今日は「嫌い!きもい!オイニーがゴイスー!! 」と思われがちな男性の行動を5つ挙げてみたいと思います。

・その1 【食べ方が汚い】
女性と仲良くなる一番オーソドックスで間違いの無い方法は、食事に誘うことです。
「デートしよう」と言われると腰が引けるのに「気になる店があるから付き合ってよ」「世界一の広島焼き食べない?」などと理由を付けてやればホイホイ付いてくるのが女というもの。これはよく言われるように、女が言い訳の生き物だからなのですね。
「私は軽々しくデートするような女じゃないの。広島焼きがすきなだけなの」 このエクスキューズが重要なのです。
なんだこの女、結局やってることは一緒だろうが! と思ったとしても、薄ら笑いで 「そうだよね。デートなんかじゃなくて、ちょっとお腹が減ってただけだよね。君はなんて慎ましいレディーなんだ! 」 と言ってあげるのが紳士の道です。
しかしそんな紳士の道の第一歩をぶち壊しにしてしまうのが『食べ方の汚さ』です。これはテーブルマナーの話とは違います。どんぶり飯をグビグビ食べるとか、ナイフやフォークの使い方が少しだけ不器用とか、そういうのは男性の可愛らしさのうちに入ると、私は思います。
いけないのは『口の中のものを見せびらかしながら喋る』『なにやらグチャグチャ音を立てる』など、そういう視覚や聴覚に対する容赦ない攻撃です。
恋というものは、根底ではとてもフィジカルなものなので、五感をもって女は惚れるわけです。全てのマナーを完璧にする必要はないので『噛んだものを見せない』『水っぽい音を立てない』『口から何か出さない』これだけは気をつけて下さいね。

・その2 【よその人に態度が悪い】
男性と二人で出かけたときに、個人的に一番がっかりするのがこの項目です。
誰にでもヘラヘラしてほしいわけではありません。売られた喧嘩は買えばよし、世の理不尽には臆せず立ち向かってほしい。そういう時の態度のでかさは、男性として本当に好もしいものです。
でも、店員さんに対する態度が横柄だったり、大きな声を出したり、ささいな事で文句を言ったり。
お年寄りや子供など、スピードの遅い人達を邪魔にしてみたり。
要は、自分より立場の弱い人につらくあたるのは、死ぬほどもてません。ちょっと人に優しくしたところで、財布が痛むわけでもあるまいし。気持ちのケチはいただけないのです。
逆に、店員さんに感じが良かったり、それとなくお年寄りや子連れのお母さんなどに手を差し伸べる所を見たりすると、何ていい男なんだろうと惚れ直します。
礼儀正しく優しいのは、強くてイイ男の証。「ありがとう」をちゃんと言って、気持ちの余裕をもって行動する。ここは是非押さえて頂きたい。
※まれに、店員さんにスゴんだりすることに「カッコイイー!!」となる女性がいますが、ろくなもんじゃないので候補から外しましょう。

・その3 【鏡が大好き】
(私の)周辺への聞き込みで、予想外にたくさん挙がったのがこれ。とにかく鏡と見れば、上目遣いで前髪や襟足を直す男性がいますね。その表情がすっげえキモい! らしいです。
私自身も過去に、対面席なのに私の背後にある鏡をずっと見ている男性と食事をしたことがありまして。なんか途中から面白くなってきたので、半笑いで対応した挙句、翌日にはその方の物真似をマスターして友達に披露しました。
個人的には面白物件なのですが、女性によっては本当に嫌悪感を感じるようなので、鏡を見すぎるのはやめましょう。とはいえ、女としてはついつい鏡を見ちゃう気持ちも分かるので、5回見たくなるうちの1回くらいは見てもいいんじゃないでしょうか。

・その4 【武勇伝がうるさい】
あなたの街にも一人はいるのではないでしょうか。いい年をして飲み屋のカウンターで「俺、○○クン知り合いだからさあ」とか、「あん時の××さん、マジで半端じゃなかったべ」とか、もはや誰も知らない先輩を知っている自慢をする武勇伝おじさんです。ビール瓶、直管、タイマンなどのキーワードが大好物です。
ちょっと大人の街になると『IT社長』や『○○グループの代表』などの知り合いを自慢する、ビジネスパーソンバージョンに変わりますが、基本の精神性は変わりません。他にも、自分がいかにモテたかを自慢する性豪伝説男や、昔はいかに飲めたかを自慢する酒豪伝説男もいらっしゃいます。
こういった武勇伝の問題は『過去のことゆえ誰も真偽を確かめられない』うえに『面白くない』という事です。
逆に「山奥でチワワ20頭とともに全裸で暮らしている数学者のセンパイがいる」という話を聞いた事がありますが、こういうロマンチックな大法螺(おおぼら)は大歓迎です。
とにもかくにも『知り合い』の自慢と『いじましい虚栄』は男を下げるものと心得て頂きたい。どうせ吹くなら、でっかく吹き上げてほしいものです。

・その5 【振動がすごい】
これは主に貧乏ゆすりの事ですね。
無くて七癖と言うように、誰にでもちょっとした癖はあるとは思うのですが、貧乏ゆすりは相手に『イライラしている』印象を与えるものです。男性の怒りはやはり怖いので、いつ爆発するんだろう・・と、嫌悪感だけではなく恐怖心を強く感じてしまいます。
仕事の場だと、そのつもりがなくても「イライラを撒き散らしちゃって器が小さいヤツ!」と、仕事の出来ない印象になる事も。直せる場合には直した方がよいと存じます。

別バージョンの『振動』で言うと、電車で隣の人がいきなり携帯ゲーム機のボタンを激しく連打し始めた時も、ビクっとします。
電車でゲームは別にいいんですが、周りも気にせず激しい連打に没頭している姿はちょっと「アブナイ」雰囲気を演出するので、公共の場では連打は緩やかに行う事をお勧めします。

以上、平凡ではありますが、嫌いな男性の行動5選をお届けしました。
「こんな男いやーん」みたいな戯言を繰り広げて、またも婚期を逸したような気もしますが。言うだけはアレでしょ! という事でひとつよろしくお願いします。
最後になりましたが、上記の5つは私自身も大嫌いな行動ですが、3つまで当てはまり、お顔と香りも残念な男性に惚れたことがあります。

……いやあ、恋って本当に理屈じゃないな!
あしからず。
(くぼきひろこ)

この記事の著者

くぼきひろこ 近影

くぼきひろこ

もともと一族郎党モーター好きな家庭に生まれたんですが、なぜか私だけ車にあまり興味がなく…。偶然のご縁があってクリッカーと関わるようになりました。様々な車やその周りの人々と出会いに恵まれ、最近なんとなく「あれ?車、もしかしてすごく好きかも??」そんな思春期のような心持ちです。
知識も経験もほぼゼロからスタート。そして今も限りなくゼロに近いですが、車愛の萌芽をたよりに、いつか一番好きなスタイルを見つけられたらと思っています。
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