【動画】普通のクルマでも除雪車に使える? けっしてマネはしないでください

これまでクリッカーでも数々の驚愕の走破性をお伝えしてきたスバルのAWD車。

驚くべき登坂性能を持つ現行型フォレスターや、積雪路でトレーラーを引く事の出来るインプレッサなど、本格クロカン4駆顔負けの性能を誇ります。

そんな高い走破性を持つスバルのAWD性能を実証する動画をまたまた発見しました。

今回ご紹介するのはクロスオーバーSUVの先駆者ともいえるべき初代フォレスター。

24時間世界速度記録を達成した初代フォレスターはオンロードでの走行性能も高く評価されていました。

オンロード、オフロード問わず、高い走行性能を誇るフォレスターが、ボンネットまである深雪をかき分けながら走行する驚愕の動画がコチラ。

1m以上積もった雪をかき分けながら走る初代フォレスターは、まるで除雪車のよう!

初代フォレスターは登場当時ターボモデルのみのラインナップで、3つのグレードすべてに水平対向4気筒DOHC インタークーラーターボが搭載されており、最高出力は250psを発揮していました。

一般的なクルマの場合、同じような条件では有り余るパワーにホイールスピンをし、前に進まないというのが一般的だと思いますが、フォレスターの場合は前後のトルク配分をセンターデフで絶妙に振り分けタイヤを空転させる事無く前進させています。

これは同じような構造のフルタイムAWD車でもセンターデフの構造や、トルク配分比率、制御方法などにより異なる為、このような条件で走る事が出来るのはスバルが長年培ってきて来た絶妙なセッティングのお蔭とも言えそうです。

しかし、いくら走破性が高くても、バンパーが外れたり、ラジエターに雪が詰まってオーバーヒート等と言う事もあるので、皆さんはマネしないようにしてくださいね。

(井元 貴幸)