30年程前に未来の生活として、図鑑などに壁掛けテレビや携帯電話、在宅ショッピング等が図鑑に載っていましたが、いまや全て当たり前の時代。
そんな近未来アイテムのなかで実用化されていない物の一つに近距離移動の為の飛行可能な乗り物がありました。
実験的には既に登場している「空飛ぶクルマ」がありましたが、今回紹介するのは「空飛ぶバイク」。
アメリカのAerofex社が開発中の空飛ぶバイクはTandem Duct Aerial(タンデムダクト アエリアル)と呼ばれるホバークラフトの原理を利用したもので、操作は体重移動で動かす事で、高度、進行方向を変える事が出来るそうです。
動画で見る限り、操作が難しいように見えますが、実はちょっとしたトレーニングを行うだけで、簡単に乗りこなす事が可能だそうです。
正面からのアングルの動画を見ると、ライディングポジションはバイクにかなり近い姿勢で乗っているのが分かりますね。
まだまだ実験段階だそうで、最高速度は48キロとなっており、STAR WARSのスピーダーバイクには程遠いですが、
体重移動で操作するバイクの感覚と、浮上して走行するという近未来の感覚を合わせた楽しい乗り物なのは間違えないようです。
実用化されたら、空飛ぶバイクの世界選手権とか、是非見てみたいと思いませんか?
他にも公道にデビューしたら、追い越し違反は、前走車の上空通過違反とかになってくるのかもしれませんね。
Aerofex社ホームページ:http://www.aerofex.com/default.asp
(井元 貴幸)