これぞランドローバーの本流。ディフェンダー2013年モデルは新色追加

9月のパリモーターショーでアンヴェールする第4世代のレンジローバーや、さきほどマイナーチェンジでダウンサイジング4気筒直噴ターボを新搭載したフリーランダー2などニューモデル、マイナーチェンジのタイミングにあるランドローバーから、本流ともいえるハードなクロカンモデル「ディフェンダー」2013年モデルが発表されています。

2013年モデルでの主な改良点は、バローロブラック、ハバナという新色の追加、快適性をアップさせるパッケージオプションの充実、そして環境対応した新エンジンといったところ。

タイヤが隠れてしまうほどの川渡りを披露する最新のディフェンダーに相応しい新パワートレインは、従来の2.4リッターディーゼルターボから2.2リッターのディーゼルターボ(122PS/3500rpm、360N.m/2000rpm)となっています。

その排ガス規制はユーロ5のために日本にそのまま正規輸入するのは難しい面があるといえますが、従来がユーロ4対応のエンジンでしたから、ワンランク上の環境性能を装備したというわけです。

組み合わせられるミッションは6速MTのみというタフな設定ですが、こうしたタフなランドローバーに乗りたいというユーザー層も少なからず存在することでしょう。レザーパックと呼ばれるパッケージオプションによる一部レザー仕様のシートなどの豪華装備も気になるのでは?

(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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