日本の自動車マーケットは保守的で、なかなかヴィヴィッドな色味のボディカラーが受けいられないといいますが、ドイツも同じような傾向にあるのかもしれません。
ドイツの自動車工業会(VDA)によるレポートによれば、10余年前と比較して、人気のボディカラーは大きく変化しているということです。まずは2011年のデータから。
●2011年 人気ボディカラートップ5
ブラック(31.0%)
グレー/シルバー(30.9%)
ホワイト(13.0%)
ブルー(9.0%)
ブラウン(6.0%)
一方、2000年の人気のボディカラーは以下の通り。
●2000年 人気ボディカラートップ5
グレー/シルバー(32.9%)
ブルー(24.1%)
ブラック(18.9%)
グリーン(9.5%)
レッド(7.4%)
環境意識の高まりから、カタログなどではブルーのイメージカラーが増えている印象もありますが、 2000年との比較では大幅に減少しています。またグリーンやレッド、イエローといった派手めなボディカラーも減っている傾向にあるということです。
(山本晋也)