VW up!がドイツでもっともエコなクルマに選ばれました

ドイツの自動車団体Verkehrsclub Deutschland (VCD)が2012-2013の環境対応車のランキング。従来はハイブリッドカーがトップを争っていたこのランキングにおいて、はじめて天然ガス自動車がトップになったと発表されました。 

そのクルマこそ、VWのeco up!です。CNG車(50kW)のCO2排出量は、わずか79g/kmで、100kmを走行するのに2.9kgの天然ガスを必要とするのみ、といいます。

 

もう一台、同じくCO2排出量79g/kmでトップとなりえるのがトヨタ・ヤリス(日本名:ヴィッツ)。こちらは1.5リッターのハイブリッドシステムを搭載しているクルマです。

 

また、この2台においては、VCDをはじめとする環境団体が2020年までの実現を求めている「80g/km」というCO2排出量が、現時点で実現されているということも重要な価値を持つと評価されています。

■VCDプレスリリース(ドイツ語)
http://www.vcd.org/pressemitteilung.html&cHash=84c0646e71e7097810257d015a1bbee5&tx_ttnews%5Btt_news%5D=995

(山本晋也)

この記事の著者

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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