アメリカ・カリフォルニア州モントレーで開催されているペプルビーチ・コンクール・デレガンスでマクラーレン社は「McLaren X-1」を公開しました。
このクルマは中東の「とあるエンスージアスト」が特別にオーダーしたワンオフモデルです。マクラーレン社にはこの様な「特別な顧客からの特別な注文」に応えるMSO(マクラーレン・スペシャル・オペレーション)というのが存在します。その多くはカタログにはないカラーリングなどに対応しています。
このX-1はMSOの総力を結集した作品となっています。クルマとしての基本的な構成は「MP4-12C」ですが、このレトロ感も醸し出す近未来の美しいボディはゼロからデザインされ、すべてカーボンファイバーで制作されています。最も特徴的なのはリアスパッツ。
上の写真のようにヒンジで開閉可能でこの独特な雰囲気に一役買っています。
ちなみにお値段は推定700万ドル、日本円にして5億5000万円だそうです。
雰囲気がこの「マイバッハ・エクセレロ」に似ているようにも思えます。このまま空を飛んだり、あるいはタイムワープしてもおかしくないような感じですね。
(栗原 淳)
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