「えっ、マジですか?MP4-12C買っちゃったよ(笑)」とF1オーナーの某氏は言ったかもしれない・・・?
今から21年前の1991年に衝撃的なスーパーカーが発売されました。
マクラーレンF1。その名の通り、当時F1活躍していたコンストラクターのマクラーレンがF1の技術を惜しみなく市販車につぎ込んで完成したクルマで、最高出力620ps 最高速380km/hオーバーで当時の「ブガッティ・ヴェイロン」のような、クルマ界の「黒船」のパフォーマンスでした。
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それから20年、マクラーレンオートモーティブという自動車メーカーとなり、自社開発のスーパーカー「MP4-12C」を発売しましたが、F1の様な圧倒的なものではありませんでした。
写真はMP4-12C HS(High Sport)。「特別な顧客」向け5台生産されたという詳細不明なモデル(1台はロン・デニス所有という噂も)
しかし、今回海外メディアから衝撃的なニュースが マクラーレンの真の後継車「P12」の存在が明らかになり、そのスペックはMP4-12Cの自社開発の3.8L V8ツインターボをチューン、さらにF1の最新技術「KERS(電気エネルギーでのパワーブースト技術)」を取り入れ、最高出力800psオーバー、最高速は420km/hオーバーを目標に開発され、実車は5月のF1モナコGPで初公開されるという模様です。
発売は2014年、価格は75万ユーロ(8100万円)を目標しているようです。
さて、「ブガッティ・ヴェイロン」「ケーニグセグ・アゲーラ」「ヴェノムGT」に代表されるモンスターマシンと肩を並べるクルマとなるのか楽しみです。
(栗原 淳)