LEDを使ったドレスアップは最近のトレンドとして、インテリア・エクステリア問わず注目を集めていますね。
流石にカスタムカーともなるとLEDを使っている数も半端なく、手間もかかりますが、ワンポイントとしてインテリアに使う程度であれば、意外と簡単に設置できます。
今回は曲線部分や、狭い場所等あらゆる所に使えるテープLEDを使って、スモールライト連動のサンルーフイルミネーションを装着してみました。
テープLEDはネット通販やオークションなどで手に入る他、カー用品店などでも購入する事が出来ます。
半田ごてを使える方なら切り売りタイプを、こてを持っていない方や自信が無い方はコネクタ部分の完成品も販売されています。完成品を使うとさらにお手軽に使う事が出来ます。
用意する物はドライバー、プライヤー、ニッパー、内装はがし工具、電源の取出しはエレクトロタップかギボシ端子が必要になります。
ナビゲーションやカーオーディオなどのイルミネーション配線から電源を取り出す事が出来る他、ヒューズボックスから直接取り出す事の出来る便利な配線付きヒューズもカー用品店などで売られています。
なお、ギボシ端子を使う場合は圧着ペンチもご用意ください。また、設置場所によって内装を外す必要があるので、ディーラー等で内装の整備解説書のコピーなどを貰っておくと良いでしょう。
テープLEDを設置場所の長さに切り、リード線をハンダ付けしたら、収縮チューブで防水します。
今回はサンシェードのレールと開口部のトリムの隙間に設置します。
トリムは引っ張れば簡単に外れるので、隙間に両面テープで貼り付けます。テープLEDは薄いのでトリムより低い位置に設置出来るため、サンシェードにも干渉しません。
曲線部分にも使えるテープLEDは設置場所を選ばず、アイデア次第であらゆる所に仕込む事が出来るので魅力的なドレスアップアイテムと言えます。
フロント側のトリムも同様に外し、ルーフトリムとルーフの間に配線を通し、Aピラー側に配線を出します。
車種によっては写真のようにカーテンエアバッグが内蔵されているモデルもあるので、エアバッグに干渉しないよう、フロントガラス側を通し、ダッシュボードに引き込みます。
ここまで来たら、配線付きヒューズであれば、ヒューズボックスへ、ナビゲーションのイルミネーション配線に割り込ませる場合はイルミ配線の場所まで持って行き、エレクトロタップかギボシ端子で接続します。
ちなみに必要なのは+側配線で、−側は車体の金属部分のボルトに共締めで電源回路が出来ます。
スモールライトを点灯させ、LEDが点灯するか確認したら、内装を戻して完了です。
今回はサンルーフのちょっとした隙間に装着してみましたが、約1mmの薄さのテープLEDはインテリアドレスアップにはうってつけのアイテムだと感じました。
他にもこの薄さを利用してドアポケットやミニバンのスライドドアのステップ、センターウォークスルーの通路部分など、あらゆる所に使えそうです。また発光色もあらゆる色があるのでトータルコーディネイトで統一感を出す事も出来ます。
発光部分を見せたくない所に手軽に使えるテープLED、皆さんならドコに装着しますか?
※DIYでの作業は自己責任で行い、自信の無い方は必ず専門の知識のある方に相談するか、お店に依頼しましょう。
(井元 貴幸)
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