前日、JN3クラスでデイリタイアした5台のうち2台、
眞貝/漆戸組のメロンブックスインテグラと
三好/保井組のCUSCO ADVAN86はDay2に戻ってきた。残る3台はエンジンのオーバーヒートや、転倒等で復帰がかなわなかった様子。
そして、Day2最初のSS10″Haruna R-2″眞貝/漆戸組は同じクラスの全てのマシンを9秒後方に追いやると、SS11Shibukawa Park R-2″でもトップタイムを刻む。
しかし、ここでは松本/三谷組のエキシージ(ADVAN elf CSSP LOTUS)が0.1秒差で迫る。唐津以来の参戦となるターマックスペシャリストの松本/三谷組はこの時点でJN3クラス2位。Day1終了時はトップだったがSS10で逆転され、
トップのスポット参戦、青柳/箕作組(安斉自工小日向自動車スペシャルインテグラ)を1.2秒差で再び追い上げる。
クラス3位もスポット参戦の濵井/白水組(BRIG/DL/Raschインテグラ)が着けている。開幕戦の唐津以来の86のステアリングを託された筒井/永山組(GAZOO Racing LUCK 86)が4番手である。
迎えた勝負所SS12“Akagi-2”を最速で駆け抜けたのは、青柳/箕作組。2位には三好/保井組。3位には濵井/白水組が入り、松本/三谷組は…無念の6位。10秒の差が付き、優勝が厳しくなった。
最終SS13“Sibukawa Park R-3”では、エキシージは渾身の速さを見せたが400mソコソコのSSでは1.8秒を埋めるのが精一杯。1,2位はこれで確定したがここにも波乱が起きた。濵井/白水組がSS13でまさかの駆動系トラブル(ドライブシャフト)あと、数百mで3位の表彰台が手からこぼれ落ちてしまった。これにより、
3位に入ったのが筒井/永山組。香川選手と交代で久々の86ドライブだったが、着実に上位タイムを刻んで3位表彰台を掬い取った。また、JN3にデビューした2台の86は共に完走。
哀川/安東組はクラス8位完走で全日本参戦開始後初のシリーズポイントを獲得した。15台がエントリーし、7台がリタイアするという壮絶な戦いを繰り広げたJN3クラス。
次戦は今回オープンクラスに参加/優勝したもう1台の86
が参戦する…かもしれない。
JN2は駆動方式が1400cc超/1500cc以下の2WD車に限定したクラス。
Day1終了時、
岡田/石田組(キーストーンナビゲーターDLワンズデミオ)と
川名/小坂組(TEAM SHOW TAKUMICRAFT ADVAN)が3位の天野/井上組(豊田自動織機 ラック DL ヴィッツ G’s)以下を1分20秒も引き離す。しかもこの2台は実はJN3クラスの全車よりも速かったのだ。迎えたSS10川名/小坂組がトップタイムだが、このタイムを上回れたのは、JN3では眞貝/漆戸組と優勝した安西/箕作組だけ。岡田/石田組を9.6秒迄追い詰める。SS11では岡田/石田組がトップタイムを奪い返し、3位だった川名/小坂組を12.4秒差に追いやる。勝負ドコロのSS12、川名/小坂組がトップタイムで3.2秒差を詰めるが、8.4秒は400mのSS13では詰め切れず、「合わせて115歳コンビ」岡田/石田組-川名/小坂組の順に順位が確定した。3位には天野/井上組が入った。天野はデミオの登りに「キロ当たり2秒違う」と舌を巻いていた。
JN4はストーリア同士の争い。
青森から遠征の葛西/安田組(ナロー坊やTEIN兄貴ストーリアX4)が10秒差を築いていたが、
鹿児島から遠征の篠原/馬瀬組(ヨコハマKeepストーリア)がSS10でその差を一気に2.2秒 迄詰めるとSS11で更に1.8秒まで接近。そしてSS12で鮮やかに逆転しました。3位には唐津で優勝した小泉/小泉組(とよえ&NSEMC☆NRSマーチRJ)が入りました。
マーチにはクロスミッションが無い様で、フィニッシュでの「誰かミッションを作ってください!」が印象的でした。
トップカテゴリーのJN4クラス以外は報道されにくいですが、各クラス共に持てる道具と技を使い切って戦う全日本ラリー選手権。次戦は8月24日丹後半島ラリー(京丹後市周辺)で開催されます。
(川崎BASE)
【写真ギャラリーをご覧になりたい方はこちら】https://clicccar.com/?p=185155